【物語×AIイラスト】超最高級マッサージチェア

電気屋の長いエスカレーターを上がるとマッサージコーナーであった

「あーそこそこ。 そこがいいのだよ君」

「いやはや、これは堪らん」

そう言う男は、ある企業の社長である。

マッサージチェアで寛ぐ人

ここは、東京都千代田区に位置する家電量販店。

各分野を代表する会社の社長達が、しばしば立ち寄る家電店である。

とりわけ人気のコーナーは、最高級マッサージチェアの領域である。

15時以降、帰宅する社長がここに立ち寄って、身体を癒すのである。

「んん、無論堪らん」

マッサージチェアで寛ぐ人

この家電店は様々な社長が来ることで有名である。

一人で来る社長もいる。

マッサージチェアで寛ぐ人

友人の社長と一緒に来る社長もいる。

連れションならぬ、「連れマッサージ」である。

マッサージチェアで寛ぐ人

お気に入りの秘書と来る社長もいる。

マッサージチェアで寛ぐ社長と秘書

沢山の秘書を連れてくる社長もいる。

マッサージチェアで寛ぐ社長と秘書

同業者と会議をする社長もいる。

マッサージチェアで寛ぐ社長

マッサージチェアに空きがない時には、隣で終わり待ちをする社長もいる。

圧力をかけるのである。

マッサージチェアで寛ぐ社長

閉店10時まで眠る社長もいる。

会話が盛り上がらず、真顔の社長もいる。

マッサージチェアで寛ぐ社長

海外の名だたる企業のCEOも来る。

マッサージチェアで寛ぐ社長

気持ち良すぎてずり落ちる社長もいる。

マッサージチェアで寛ぐ社長

やりすぎて美脚になった社長もいる。

マッサージチェアで寛ぐ社長

マッサージチェアから降りたくないあまり、そのまま帰宅する社長もいる。

マッサージチェアで空を飛ぶ

皇居横にあるので、一度来てみてはどうだろうか。

建物